tomtomfutureのブログ

ゲーム好きな男が普段の生活やらゲームやら野球やら、あーだこーだしたことを書いていきます。最近はウマ娘に傾倒してます。

新谷監督が逝く猪威悪高校栄冠ナイン日記 パワプロ2020 一年目その1 夏

桜舞う4月、一人の男が野球部の顧問に召集された。

男の名は新谷、見た目は怖そうなただのオタクである。

彼に与えられた仕事は一つ。

 

万年弱小の野球部を持つ

「猪威悪高校」

を強くすること。 

そして最後には

甲子園での優勝!!

 

それを目指す物語である。

 

 

多分

 

 

新谷監督の栄冠ナイン

 

 

 

初めて見る校舎だ。

ここ猪威悪高校は極久悪高校の兄弟高である。

賢かったり賢くなかったり、そんなよくも悪くも有り触れた高校である。

 

「高校なんて何年ぶりだろうか。」

オタクである新谷に高校時代は思い出したくないものである。

 

「可愛いJKとかどっかに落ちてないかとか、そんな犯罪的なことを考えてた時期もあったな。そういえば。」

そんな栄冠とは程遠いしょうもないことを考えながら野球部のグラウンドへ行った。

 


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いた。

うん、可愛いJK。

そして眩しい。

篠田ちゃんか、覚えておこう!

マネージャーとはいいものだ。

ずっと帰宅部だった新谷には程遠い存在であった。

 

しかしながら草野球経験があるというだけで野球部の顧問に迎え入れられた男。

見た目は怖いが体はもやし同然の肉体。

人間は第一印象が肝心だと言っていた。

野球部のみんなが俺を真剣な目で見つめている。

 

「よし、、、」

 

一発気合を入れてやるか。

 

「3年生、お前ら全員ベンチ外。一年生、全員スタメン」

「これからよろしくな!!お前ら!!!」

 

 

やっぱ凄いね野球部って。

めちゃくちゃボコボコにされたは。

 

怖かったので程よくスタメンにすることにした。

(本当はスタメン外した方が効率がいいのは分かってるけど私にそんな勇気はない)

 

そんな紆余曲折ありながら新谷の監督生活は幕を開けた。

 

 

 

校長は言った。

「期待しているよ。」

嘘つけ

「機材用意してるよ。」

チューブだけってどういうことだ。

 

早くも荒れ模様だが、頑張れ新谷。

 

 

4月

ぼんやりと練習を眺めた。

(だって指示出せないし。)

そんなことを思っているといきなり声を掛けられた。

「監督、指導をお願いします。」

一年生、したたかな性格の塩屋だ。

「ああ、いいぞ」

(やっべ、何教えればいいの俺)

「自分の武器が分からなくて、どういう練習をすればいいのかなぁと思って」

「なるほどね。とりあえず・・・

 

バットでも振ってろ。」

 

これぐらいしか言えない男新谷。

「分かりました。」

笑顔で去って行く塩屋。

「監督へのゴマのすり方だけは見習うべきものがあるな」

 

後日

「監督のおかげで流し打ちが上手くなりました。さすがですね!ありがとうございます!」

「あ、ああ、おめでとう。」

煽りなのかもしれない。

なんでそれだけで流し打ちの特殊能力を手に入れたのは、ひょっとして凄いのかもしれない。

塩屋、覚えておこう。

 

 

「ところで監督。」

「なんだ篠田ちゃん」

「特殊能力ってなんですか。」

 

 

「そこは、触れないでほしい。」

 

 

 

 

4月末

 


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コイツは消す。

 

 

5月

初めての練習指示だし。

この一ヶ月何もなくみていただけではない。

しっかりと各自の練習プランを考えていた。

基本方針はこう

投手  変化球の取得、変化量の向上、スタミナ

捕手  パワー、ミートの向上 最低限の壁力

一塁  パワー、ミートの向上 最低限の壁力

二遊  ミート、スピードの向上 守備はその後

三塁  ミート、パワー 最低限の守備

外野  走力、ミート、最低限の守備

 

左のものが優先順位が高い。

まだ最初の段階で設備も知名度も学校の力の入れようも全てが弱すぎる。

何かを起こすには、守り勝つよりも、打つ方が大事。

今回は打力に振る。

製作スタッフも今作は打撃が重要とか言ってた気がする。

 

「とりあえずお前ら、バットを振れ!!!」

完璧な指示出しを終えた俺、ぽかんとするナイン。

背を向け去って行く俺、声をかえるマネージャー

「製作スタッフって誰のことですか??」

「・・・偉い人のことだよ。篠田ちゃん」

 

 

まだまだ始まったばかりの監督生活。

これから何が起こるのだろうか。

「前途多難だな。」

ナイン達はそうつぶやいた。

 

 

 

 

 

 

今回は以上です。

新しい取り組み。新しいゲーム。

パワプロ好きにはもちろんやらない人にも楽しんでもらおうと思った結果こういうスタイルになりました。

新谷は私がモデルです。というかほぼ私です。

優勝まではやろうと思ってます。

これからもよろしくお願いします。