tomtomfutureのブログ

ゲーム好きな男が普段の生活やらゲームやら野球やら、あーだこーだしたことを書いていきます。最近はウマ娘に傾倒してます。

ウマ娘から知った実際の競馬のレース (00年 有馬記念 テイエムオペラオー)

            2000年 有馬記念

  

     勝ち続けると、全ての馬が敵になる。

 

      その馬は完全に‘‘包囲‘‘された。

 

           道は消えた筈だった...

 

 

皆さんこんにちわ。

マジでここ最近ウマ娘のことしか考えていないようなヒト息子です。

 

 

ここ最近がどんどん伸びていきおよそ4か月は似たような状態です。

我ながらどんどん狂ってきているような気がしています。

 

楽しければそれでヨシ!なのかもしれません。

 

 

今回の内容は題名通り。

2000年 有馬記念 

 

について書いていこうと思います。

ウマ娘に出ている「テイエムオペラオー」が勝ったレースです。

私がウマ娘から競馬に興味を持ち、実際の競馬のレースを調べて見始めて、最初の頃に視聴したレースです。

 

それから色んなレースを見ましたが今でも一番好きなレースです。

ウマ娘」としてではなく「馬」として一番好きなのもテイエムオペラオーです。

 

出走しているメンバーはオペラオー以外だと

メイショウドトウ

キングヘイロー(引退レース)

ナリタトップロード(はよウマ娘に出てください)

ステイゴールド(はよry)

などなど

 

人気上位は

一番 テイエムオペラオー

二番 メイショウドトウ

三番 ナリタトップロード

 

あんまり詳しくはないけど「でしょうね。」ってメンバーでした。

 

 

この年のオペラオーのレース内容は至って単純で簡単に言うと鬼強い。

京都記念(G2)→阪神大賞典(G2)→天皇賞春(G1)→宝塚記念(G1)→

京都大賞典(G2)→天皇賞秋(G1)→ジャパンカップ(G1)

 

この7つを走り切り、全て一着。

とてつもないことをやってます。

有馬記念を制すれば、年間全勝、古馬王道完全制覇

大偉業を達成すること手前まで来ていたということです。

 

古馬王道完全制覇は今まで誰も達成しておらず、初の快挙。

まぁそもそもG1 5勝出来るのが一体どれだけいるのか??って話になるのですが。

 

 

ただ、オペラオーの評価は当時さして高くなかったようです。

理由としては

・前年の黄金世代が人気すぎた。

・毎度毎度の僅差勝ち

・毎度二着三着が同じメンバー(ドトウ、トプロ、ラスカル)

 

こんな感じで「なんか分からんけど勝ってる」そんな感じだったのかもしれません。

また

・日本では馴染みがない血統

・育った牧場も大きくない。

・騎手が超若手

 

ビックリするぐらい王道を外した存在。

だが王道路線を勝ち続ける。

 

周りから彼はどう思われてたのか??

それはレースに、有馬記念にて現実になった。

 

 

 

 

 

有馬記念のスタートはかなりうまくいった。

しかし上手くいったのはここまで、ここからは地獄だった。

 

前も横もガッチリ固められた。

他馬総出での包囲、徹底マーク。

 

観客から怒号が轟く異様な雰囲気で始まった有馬記念

 

前は壁、横にも壁、だったら後ろから外に出そう。

そう考えた鞍上和田騎手は後ろに下げた。

 

そしたら壁が下がってきた。

この時和田騎手は「終わった。」と思ったそうな。

 

スローペースで進んでいくレースだったが、いつまで経っても包囲は崩れず、オペラオーは馬群の中、最後方からのレースを余儀なくされた。

 

当たり前だが前も横も壁なのでどうすることも出来ず、まるで護送されるかのようにズルズルと時間とゴール版までの距離が無くなっていく。

 

第三コーナーを回ってもそれは変わらず、依然として後方で囲まれてるオペラオー。

オペラオーの馬主はレース後「馬も騎手も涙が出るほど可哀そうだった。」と語った。

 

 

第四コーナーから最終直線。

ここでもまだ馬群の中にいるオペラオー。

実況「さぁ、テイエムオペラオーはどうするんだ!?テイエムはどうする!?残り310メートルしかありません!!」

 

中山競馬場なので最終直線は非常に短い。

中山の直線は短いぞ!その言葉通りなのです。

 

残り310メートルという絶望的な数字。

先行していた馬たちも最後のスパートをかけ始める。

 

見ていたファンももう終わったと諦めた。

一番人気が飛んだ。

 

悲鳴が上がった中山競馬場

実況「残り200を切った!テイエムは来ないのか?テイエムは来ないのか?」

 

それでもレースは進んでいく。

どうしようもない絶望と、どうしようもない実力差を見せつけながら。

 

実況「テイエム来た!テイエム来た!テイエム来た!テイエム来た!テイエム来た!!テイエム来た!!」

 

何故か彼は戦闘集団にいた。

さっきまで馬群のど真ん中にいた筈だった。

道は消えた筈だった。

誰もが諦めたなか、彼だけは諦めていなかった。

 

世紀末覇王、テイエムオペラオー

強い奴はどうやっても強いのかもしれません。

 

実況「抜け出すか!??メイショウドトウと!」

何度も競り合ったライバルメイショウドトウとの力比べ。

その結末は

 

実況「テイエムテイエムテイエムかー!僅かにテイエムかー!??」

 

鼻差圧勝

 

鼻差、テイエムオペラオーが差し切った。

意味が分からなかった。

思わず「は?」っと声に出してしまうぐらい、何一つ分からなかった。

レース展開に疎い自分がこのレースを見ても本当に何も分からなかった。

 

ただ唯一分かったことは「オペラオーが勝ったこと」それだけだった。

この勝利で前述した「年間全勝」「古馬王道完全制覇」の大偉業を達成した。

 

 

自分はこのレースの虜になった。

本当に何度も繰り返し見た。

残り310メートルからは本当に何度も見た。

あまりにも見過ぎて実況を覚えてしまうほどに繰り返した。

 

 

何度見ても訳が分からなかった。

ただ何度見てもオペラオーは勝っていた。

やっぱり分からなかった。

 

見続けて少しずつ展開が分かってきた。

最終直線でオペラオーがどう走ったのか、どこから抜けて、どうやって差したのか。

なるほど、そこから来たのか。

 

やっと分かった。オペラオーが何をしたのか。

そしてやっぱり分からなかった。なんでそんなことが出来るのか。

 

なのでやっぱり僕はこのレースを繰り返し見た。

毎日最後の直線を見続けた。

 

あまりにも見過ぎた、その為僕はこう考えた。

「実はたいしたことないのでは??」

あまりにも麻痺してきたのだろう。今にして思うととてもアホなことを考えた。

 

思えば実況もなんであのポジションにいたオペラオーのことをずっと言っていたのか。

最初から勝つことを分かってたのかもしれない。

 

そう考えたら大したことないのかもしれない。

いつも通りもう一度見た。

いつも通りオペラオーは勝った。

やっぱりいつも通り感動した。

 

僕はそれ以来ずっとオペラオーが好きだ。

 

 

このレースが終わった後オペラオーは体中傷だらけだったらしい。

またレース前怪我で片目が塞がって見えなくなってたらしい。

和田騎手曰く「オペラオーが勝手に馬群の中に突っ込んだ。」らしい

 

どこまで掘り下げてもやっぱり意味が分からないレースだった。

オペラオーが強いこと、オペラオーが勝ったことそれだけは揺るがない真実だった。

 

着差鼻差。

たった鼻差だがどうしようもない壁がそこにあるように感じた。

 

それが年間全勝に繋がっているのだろうとそう思った。

 

是非見てほしい最高のレースだと思います。

願わくばオペラオーを軸にしたウマ娘のコンテンツでこの有馬を見てみたいものです。

 

youtu.be

 

 

 

今回は以上です。

今回の記事自分で言うのもなんですが文章めちゃくちゃだと思います。

このレースを書く時から分かってたんですけど、感情が溢れてきて、どうしようもなくなるんですよね。

 

あまりいい書き方はしてないけど文章がめちゃくちゃな言い訳はこれで終わり。

オペラオーだと皐月賞とかJCとかまだいいレースがあるのでその辺もいつか書いてみたいですね。

 

それではまたどこかで。