tomtomfutureのブログ

ゲーム好きな男が普段の生活やらゲームやら野球やら、あーだこーだしたことを書いていきます。最近はウマ娘に傾倒してます。

ウマ娘から知った実際の競馬のレース (93年 有馬記念 トウカイテイオー)

トウカイテイオーか・・・!? トウカイテイオーが来た!!???

 

 

ウマ娘の影響で動画サイトの視聴履歴が競馬ばっかりになっている男です。

今までは二次元の女の子しか視聴履歴にいなかったのにね。

 

不思議なこともあるもんだ。

 

 

さて今回記事に書くのはタイトルの通り93年 有馬記念

トウカイテイオーが勝ったレースについて書いていきたいと思います。

 

筆者は上記の通りウマ娘から競馬を調べたまぁケツの青い青二才ですので、あくまでもそういった視点で楽しんでいる記事だと認識ください。

 

 

 

 

さて私は非常に自分で言うのもなんですが、かなり分かりやすいオタクだと思います。

視聴履歴が競馬だらけになるとことか自分でもすごく単純だなぁと思います。

 

なのでこのレースもウマ娘のアニメを見る前からこのレースを見ていました。

その時から非常に魅力に溢れてるレースだと思います。

 

 

まずはこのレースに参加した競争馬を羅列。

 

1  エルカーサリバー    関西TVローズS(G2) 日経新春杯(G2)

2  セキテイリュウオー   日刊スポーツ賞金杯(G3) 東京新聞杯(G3)

3  ベガ          桜花賞(G1) オークス(G1)

4  トウカイテイオー    皐月賞(G1)日本ダービー(G1)JC(G1)

5  ウィシュドリーム    金鯱賞(G3) 朝日チャレンジ(G3)

6  ライスシャワー     菊花賞(G1) 天皇賞春(G1)

7  ホワイトストーン    セントライト記念(G2) 大阪杯(G2)

8  マチカネタンホイザ   目黒記念(G2) ダイヤモンドS(G3)

9  レガシーワールド    ジャパンカップ(G1)

10  エルウェーウィン    朝日杯3歳S(G1)

11  ウイニングチケット   日本ダービー(G1)

12  ナイスネイチャ     鳴尾記念(G2) 京都新聞杯(G2)

13  ビワハヤヒデ      菊花賞(G1) 翌年から大活躍

14     メジロパーマー     宝塚記念(G1) 有馬記念(G1)

 

 

左の数字は馬番、右のレースは主な勝鞍(このレースに出る前での)

全頭重賞勝利経験有、そのうち8頭はG1馬。

 

普通に歴代でもエグイメンバーなのでは??

 

 

前情報は「このレースの勝者はトウカイテイオーである」

そして「トウカイテイオーは前年の有馬記念以来一度も出走していない」こと

 

要するに一年振りのレース

 

普通に考えて勝てるとは思えないが、事実勝ったという情報だけを持ってこのレースを見た。

 

 

逃げを仕掛けたのはメジロパーマー

そこからは先行組が綺麗に着いていく展開。

ビワハヤヒデウイニングチケットライスシャワーレガシーワールドなどなど。

 

縦に連なっているけどそこまで広がらないのは、オールスターのようなメンバーだからかもしれません。

 

メジロパーマーはもっと逃げたかったのかもしれませんが、後ろを突き放すことは出来ずレースは進み終盤へ。

 

中盤でのレースの楽しみ方を未だ分からぬ初心者ウマ娘ユーザーはやっぱり最終コーナーばかりを見てしまう。

私もその一人です。

 

 

第4コーナーからビワハヤヒデが動く。

それを見て他の先行組のウイニングチケットライスシャワーが進み始める。

 

流れるようにいつもどおり先頭を奪い取ったビワハヤヒデ

めちゃくちゃ強いですよねハヤヒデ。

 

コーナーで離されないようにする他馬を引き離し最後の直線へ。

ただ一頭を除いて。

 

ビワハヤヒデ岡部が先頭に立ったか!ビワハヤヒデ!

 

トウカイテイオーか!?トウカイテイオーが来た!!!!

 

コーナーでもただ一頭完璧に着いていったテイオーがビワハヤヒデに最後の力比べを挑む。

もう実況が明らかに興奮しているのが堪りませんね。

 

感情を超える芸術はないのでしょう。

それが演技ではなく生の声ならば尚更です。

 

ビワハヤヒデトウカイテイオー!!

ダービー馬の意地を見せるか!?

 

しれっとダービー馬のフレーズ出すの凄い。

ハヤヒデがダービーを取ってないことも含めておしゃれな実況だと思います。

 

必死に逃げるビワハヤヒデ、悠然と追いすがるトウカイテイオー

その結末は

 

 

トウカイテイオーだ!トウカイテイオーだ!!

 

トウカイテイオー! 奇跡の復活!!!!!

 

 

一年ぶりのレースをッ!!制しましたトウカイテイオー!!!!

 

飛ぶようにゴール板を駆け抜けていったのはトウカイテイオー

実況と歓声がたった一つの答えになっております。

 

明らかに涙声のアナウンサーと声の力の入り方があまり競馬を見たことのない私のようなユーザーにも伝わる素晴らしい実況だと思います。

 

本当に素晴らしいレースと実況。

 

まさにきせくのひゅぱごふだ!!

まさに奇跡の復活だ!!

 

 

一回思いっきり噛むのもいいですよね。

感動のレースを目撃して興奮を抑えられないのが伝わる。

それだけのことをやってのけたトウカイテイオーの凄さカッコよさ。

 

本当に魅力的なレースです。

 

 

テイオー!!!テイオー!!!テイオー!!!

 

場内からはテイオーコール。

あまり知らなかったのですが競馬のレースでコールが起こる時は基本的に騎手の名前を呼ばれることが普通らしいですね。

 

だからこそ、テイオーコールがこのレースの証明。

この勝利の価値を証明しているように感じます。

 

一年ぶりのレース。

ウマ娘アプリのOPのサビの歌詞。

「春も夏も秋も冬も願い焦がれ走れ、嗚呼、勝利へ」

このレースにピッタリだとそう思いました。

 

 結論

 

めちゃくちゃカッケエェ!!!!!

競馬史上トップクラスのレースなのではないでしょうか。

 

以下余談

ウマ娘の2期13話で使用されたがテイオーや各キャラの心情描写の影響で中山の短い直線がとてつもなく長いように見える、ご愛嬌です。

 

個人的には実際のレースのが短くてスパッと終わるので見るだけならこっちのが好き。

まぁ見るたびに泣くんですけどね。どっちも。

 

ダービー馬の意地を見せるか!!という実況は本来ウイニングチケット用に準備されていたフレーズとのこと。

偶然にもダービー馬はもう一頭いた。

 

ビワハヤヒデに乗っていた騎手は岡部幸雄

テイオーの父、シンボリルドルフの主戦騎手であり最初のころテイオーに乗っていた騎手です。

 

本当かどうかは分かりませんがビワハヤヒデは最後の直線で耳が垂れた(怯えている)のが見えて「ああ、テイオーが来たのか。」と岡部騎手は察したそうな。

 

テイオーの実力を分かってたのでしょうね。

ルドルフの息子ですから。

 

勝利騎手インタビューで乗っていた田原騎手は号泣。自分では無くテイオーの本来の実力を発揮したら勝てた。凄い馬です。と涙ながらに語っていた。

 

ウマ娘の同室はマヤノトップガンなのは田原騎手繋がりかもしれません。

 

結果的にこのレースがテイオーは最後のレースになってしまいましたが、本当に魅力的な馬だったと思います。

 

アニメ二期のPVでのルドルフの台詞。

トウカイテイオー、私達はその勇姿をこの胸に刻む。」

という言葉通り多くの人の胸に残ったのではないでしょうか。

 

 

 

 今回は以上です。

皆さんも是非見てみてください。

本当に最高のレースです。

 

 

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