tomtomfutureのブログ

ゲーム好きな男が普段の生活やらゲームやら野球やら、あーだこーだしたことを書いていきます。最近はウマ娘に傾倒してます。

ウマ娘から知った実際の競馬のレース (93年 日本ダービー ウイニングチケット)

    瞬きさえ許さない”3つ”のプライドの激突

 

         熱狂の2分25秒

 

皆さんこんにちわ。

今回も、今回も、ウマ娘で知ったレースの話。

というか、このネタを始めたのも理由があって、だいぶ書くネタが多くなるからという理由だったりします。

 

要するにそれだけ魅力的なレースが多いってことなんですけどね。

 

 

今回はタイトル通り、93年日本ダービー

ウイニングチケットが勝ったレースです。

 

ウマ娘ではアプリメインストーリー三章のメインレースに扱われています。

現在四章まで公開されているメインストーリーですが、個人的には一番好きな話が三章でした。

 

マジでよかったから是非みんな見て!

というか中の人の演技すげえよかった。

 

そしてライブで見た中の人の細さにビックリした。

更に地声違い過ぎてビックリした。

キャラの演技になるとちゃんとチケゾーなのはスゴイと思った。

 

 

そんなこんなで書いていきたいと思います。

 

 

 

ウマ娘という作品の性質上仕方のないことですが、競馬系の作品では珍しく「騎手」という存在がオミットされています。

そりゃそうだって話ですが、おのレースには騎手の話が非常に大事になります。

 

 

ウイニングチケットに乗った騎手は当時でもベテランだった柴田政人

柴田騎手はまだダービーを取ったことがなく、どうしてもダービーで勝ちたいと話していた。

 

この時のクラシックはウマ娘おなじみのメンバーが主役だった。

全てのレースで二着以内に入っていた「ビワハヤヒデ

皐月賞で大まくりして勝利した「ナリタタイシン

弥生賞を圧勝した「ウイニングチケット

 

それぞれの頭文字をとって「BNW」所謂「三強」の対決となっていた。

BNWの影響かもしれないが私はこの三強対決がめちゃくちゃ好きなんですよね。

(例 オペラオー、アヤベさん、トプロ  マヤノ、マーベラス、ローレル)

 

ハヤヒデには岡部幸雄騎手が、タイシンには武豊騎手が乗ることになった。

 

岡部騎手はハヤヒデが最初は自分の持ち馬ではなく、クラシックからの変更になったゆえに絶対勝たなければいけない。

 

武騎手は若き天才だがまだダービーは勝っておらず絶対にほしい。

 

そして柴田騎手はもうベテランだがまだ勝てていなかった。

 

岡部騎手は皇帝ルドルフの時にダービーを制している。

しかも二人は同期。どうしても勝ちたい。

年齢的にもそろそろ限界が来る。

 

 

本当に勝ちたい。

普段は記者の取材をしっかり対応する柴田騎手はこのダービーだけは全て断ったそうな。

この出来事が三章でのチケゾーの取材ボイコットの元ネタですね!

前のシーンでしっかり取材対応しているのも伏線だと思います。

 

 

一番人気はウイニングチケット

ファンも鞍上柴田政人のことを知っていたからか、勝ってほしいという思いから一番人気に押し上げた。

 

そして幾重もの夢と願い、そしてたった一つの栄光を賭けて、ダービーが始まる。

 

 

人気三頭はそれぞれの戦い方でレースを作っていく。

先行策のビワハヤヒデ

その後ろでマークするウイニングチケット

後方からの追い込み勝負ナリタタイシン

 

縦長の展開の中、勝利への道筋を見つけ出す。

ウイニングチケットは第三コーナーで仕掛けた。

ハヤヒデの後ろにつけていたがここで一気に内をついて前方に進出。

 

後々この時のことをハヤヒデの鞍上岡部騎手は「やられた」と悔やんでいるそうな。

完璧な進路で内側から抜け出すことに成功したウイニングチケット

 

第四コーナーから最後の直線、後は力比べ!!

逃げ馬を捉える、先頭に躍り出る。

 

上がってくることは分かっているライバル二頭。

手を抜くなんてことはしない。

 

実況「後方からナリタタイシンがやってきた!!」

実況「更に内をついてビワハヤヒデ!!」

 

綺麗に三強が三強であることを知らしめるかのように上がってきたBNW。

先頭はウイニングチケット、内からハヤヒデ、大外タイシン。

 

瞬きさえ許さない三つのプライドの激突

 

人気上位三頭の競馬!!!

一番最初に仕掛けたウイニングチケット途中で失速した。

 

最初に仕掛けた分スタミナが足りなかったのか、明らかに失速した。

「ダメだ!!」

内側によれた、ハヤヒデが突っ込んでくる!!!

後方からはタイシンも来ている!!!

 

ファンの願いは届かないのか。

柴田の夢は叶わないのか。

 

 

ビワハヤヒデに並びかけられたウイニングチケット

「もうダメだ」

そう思った時だった。

もう一度ウイニングチケットが伸びた。

 

抜かれる訳にはいかない。

柴田の願いはチケットに届いた。

 

更には夢だったダービー制覇にも届いた。

実況「先頭はウイニングチケット!!ウイニングチケット!!柴田これが念願のダービー制覇!!!」

 

悲願のダービー制覇は「勝利への切符」がもたらしてくれた。

何たる偶然か。

 

事実は小説より奇なり。とはこのことなのかもしれない。

 

 

この後チケットは勝ちきれなくなり、柴田は翌年落馬してしまい怪我で引退。

本当に不思議なぐらい、「間に合った」感じがした。

 

 

ウイニングチケット柴田政人騎手のダービー、どうしても切り離せない存在なのでしょう。

まだ存命しているウイニングチケット

めちゃくちゃ長生きですね。

 

曰くG1馬だと最年長だとか。

見学も出来るそうなので、会いに行けるそうです。

 

 

 

今回は以上です。

ウマ娘のメインストーリーは三章が一番好きです。

いまのところはですけど。

 

日本ダービーに絞ったシナリオなので他のに比べて濃いように感じました。

ダービーとチケットはどうしても離せない存在なのであのシナリオは非常に面白かったです。

 

余談

ライブで中の人を見た時細すぎてビックリした。

声聞いた時違い過ぎてビックリした。

 

それではまたどこかで~