tomtomfutureのブログ

ゲーム好きな男が普段の生活やらゲームやら野球やら、あーだこーだしたことを書いていきます。最近はウマ娘に傾倒してます。

俺たちに翼はない 鷹志編の感想 そういう日もある (ネタバレ有り)

皆さんこんにちわ。

激動のお正月も終わり、三が日が過ぎ非常に感情を動かしながら過ごしました。

落ち着いてはいませんがブログを書こうと思いました。

 

思い出は幻想だった。

美しい内に形に残しておこうということです。

 

完全な自己満足

今回は「俺たちに翼はない」鷹志編の感想を書いていきます。

最初に言っておきます。

 

ぶっちゃけ王雀孫は神

あ、あとネタバレはあります。

ネタバレ読んでからでも楽しもうと思えば楽しめます。

 

あらすじ

羽田鷹志には人には言えない秘密があった。

冴えない学園生活から逃れ異世界(グレタガルド)へと旅立つつもりだったのだ。

ただ胸にあるのはいくつかの心残り、顔を合わせてはぎこちない会話をする妹「羽田小鳩」のこと。

そして、学園のプリンセスと称えられる仮染めの恋人「渡来明日香」のこと。

 

ありがちな悩みとありがちじゃない悩みを抱えた若者たち。

彼らが出会う、恋ともろもろ。

それはどこにでもある、ありふれた物語。

 

これは‘‘たとえば‘‘の話だけど

僕らが君に語るのは、たとえばそんなメルヘン。

 

 

 

それでは行ってみましょう。

途中からネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

鷹志編で攻略出来るヒロインは三人

学園のプリンセス、なお性格な 渡来明日香

精神が安定しない、鬱とパリピ 山科京

萌えっ子片思い 女学生A 林田美咲

 

明日香がメインヒロイン 美咲は追加ルートです。

 

攻略した順番は書いた順番です。

最初は明日香。

この作品において一番ヒロインっぽくない性格をしています。

ですが一番ヒロインをしていました。

彼女は鷹志に気づいてからずっと片思いをしています。

 

学園のプリンセスと呼ばれた彼女がなぜ鷹志に惹かれたのか。

そこは本編をやってください。

ひたすらに片思い。

学園のプリンセスです。めちゃんこ美人。

笑顔一つでいちころだ!なんて考えでした。

 

 

通用しません。

(なんだと)

それでも好きでいます。ずっと。

 

明日香ルートはその明日香が報われる話。

そして鷹志が自分自身に向き合う話ですね。

 

この話では明日香がヒロインで鷹志が主人公です。

鷹志は非常に不人気というか人を選ぶキャラクターです。

ネットで見ていると鷹志編のいじめのシーンが苦痛で読むの辞めた人もいるそうです。

 

いじめのシーンも意味のないシーンではありません。

鷹志は鷹志で必死に生きているのです。

そこが明日香に刺さったのかもしれません。

 

明日香は学園のプリンセスです。

その気になれば本当に可愛いです。

乙女になれば可愛いです。

 

でも正直普段の渡来さんの方がいい気もする。

渡来さんわざと鷹志の為に女の子するとこ本当に好きかわいい。

 

だからこそほかのルートに行くと明日香のこと考えると非常につらい。

そういう意味では最初に攻略した方がおいしいキャラですね。

 

 

次に山科

ずっとキョウだと思ってたんですよ。

ボディがあめぇぜとか、このブロー!っとか言ってそうな名前だと思ってました。

正解はミヤコでした。

 

前評判めちゃくちゃ高かったらしいこの子。

ルート人気は非常に薄い。

でしょうね。

 

結構ショッキングな内容。

風変りなヒロイン。まぁある意味風変りな主人公とはお似合いなのかもしれない。

ですが好きな話ではなかったですね。

あの展開を好きだとは僕は言えなかったです。

 

ヒロイン京は好きじゃないんですけど、サブヒロイン京は本当に魅力的なキャラクターなんですよね。

非常に申し訳ないんですがサブヒロインが似合いすぎてる女の子です。

 

羽田班の時の四人本当に好き。

針生先輩本当にいいキャラクターだなぁと思いますね。

色々知ってるけど、色々謎な人物。

意外と単純なところとか、鷹志とギャルゲーで楽しんだりとか。

萌えもめっちゃ語るところとか、いろんな物に飢えているから色んなものを愛せるのがいいなぁと思いました。

人生をつまらなそうに生きているけど、その実一番楽しんでいるのではないかなぁと思います。

 

京より針生先輩のが書いている量多いのは、私が京より針生先輩を気に入ってるからです。(ごめん京、ルート読まない方が好きってヒロインは多分君ぐらいだよ)

 

最後に美咲、もといリンダ。

リンダは追加シナリオですね。

よくも悪くも特徴しかないですね。

 

本編の前に出たプロローグ本で堂々と出ている癖に本編だと(女生徒A)で出番終了。

しっかり本編のオープニングムービーにも出ているのにも関わらず(女生徒A)

アニメ版でもしっかり(女生徒A)

 

でもまぁ確かに「俺たちに翼はない」というゲームにおいてこの子の存在や物語は必要がないんですよね。

いわゆる脇道。少しばかり道が逸れてしまったようです。

 

この子は居なくても成立するのが「俺つば」です。

だからこその(女生徒A)

でもこの子のルートが必要ないとは思えなかった。

 

リンダルートでしかないことがたくさんありました。

ネタバレを多く含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女のルートの好きなところは

・明日香の失恋を描いた。

・鷲介の失恋、日和子の断る描写

・兄弟間でのキャラクター交流

他のルートでもあった内容もありますが、あまり多くは描かれていなかった描写があったのでそこは彼女のルートでの魅力だと思います。

 

明日香の失恋は予想というか、他のルートではデフォルト標準装備な感じではありますがこのルートではがっつり失恋してます。

鷹志に必死に話しかけてる明日香と何も気づかない鷹志とのギャップは非常にきつかったです。

愛の力は無限大とか、そんなもんじゃありません。

それでも諦めないあたりが明日香ってキャラクターだなぁと思いました。

あと慰めるために旅行に誘う針生先輩本当に好き。

 

またこのルートで鷹志の精神的な変化とそれに影響を受けるのが針生先輩なのも面白い要素だったと思います。

 

二つ目の鷲介の失恋

個人的に主人公の中では鷲介が一番お気に入りのキャラなので鷲介が失恋する部分は非常にきつかったです。

あのシーンの鷲介と日和子さんのやり取り本当に好き。

日和子さんのいいところと悪いところ両方出ててそれを鷲介が分かった上で話しているのが本当に好き。

「振られることが分かってる鷲介」と「振らなければいけない日和子さん」の会話がとてもいい。

あれが最後のやり取りなのもいい。

 

日和子さんは本当に(ごめんなさい)だったのか?

そこも含めて魅力的な描写だったと思います。

 

最後に「楽しかった」って言える鷲介は本当に魅力的な人物だった思います。

その前の鷲介の身バレのシーンがスゴイいいですよね。

会いたい人なんだけど会いたくなかったってのが皮肉ですよね。

そこからの告白と失恋も含めて主人公とヒロインをああいう使い方が出来るのも「俺つば」の魅力だと思っています。

さすがにこういう描写が増えると本当に辛くなるのでこのシーン以外なかったんですけど、一回だけでも入ってると心に残りますよね。

 

王雀孫さんは失恋を毎回書くような気がするけれども好きなのだろうか。

それ散るの時も失恋してたけど、あれよりえぐい内容ではないのでいいんですけどね。

 

鷹志編は非常にあくまで鷹志の物語。

そこに至るにあたって犠牲になった、って表現で合ってるのかはわからないけれど失った物もあります。

いや、失ったんじゃなくて、一つになったんだよ。ってね。

 

本来はこうなる予定だったんだろうなぁと思うとクリアした後だと感慨深いものもありますね。

今回は以上になります。次回は鷲介編、

一番好きなシナリオなのですが一人しか女の子いないのでどうなるんだろうか。

それではまたどこかで。

ぶるっきゃおう、びらむに!