俺たちに翼はない 隼人編の感想 かわいいはまよりー
いつも通りに書いていきましょう。
今日は隼人くんの物語の感想です。
「俺つば」ロスが落ち着いてきました。
だいぶ熱も冷めてきました。
忘れないうちに書いていきたいと思います。
まずはあらすじから。
成田隼人。職業は無職(仲間だ)。星座血液型はナイショ。
性格は自称・ハードボイルド。
肉体労働のバイトで賃金を稼ぐかたわら、便利屋の真似事もしていた。
人付き合いを疎んじている隼人だが、同じく夜の街に暮らす風変りな人間や、不良少年たちが集まってくる。
そんなある夜「鳳鳴」という少女が便利屋「成田工務店」を訪れた。
このあらすじですが、最後の段階で結構な中盤です。
あとネタバレを含みます。
自分の印象では正直鳳鳴はヒロインなんですけど、なんか地味というか隼人との相性はスゴイいいんだけど、他のヒロインと比べるとどうしても。という感想です。
何故かというとコーダインが良すぎたこと、序盤から中盤にかけて夜の街のメンバーが主軸になっているからというのがあります。
鳴シナリオは鳴がヒロインなんですけど、基本的に隼人の性格の面もあって本筋に絡まない(絡めない)のでどうしても印象が薄くなってしまうんですよね。
その分周りが非常に濃いのが隼人シナリオの特徴です。
ニワトリ、カラス、ハゲ、ドレッド、ヤンキー、オウム、ツンツン、パル姉、メンマ、プラチナ、アリス、オカマ
いやぁ、多いし濃い。
何よりこれが男性向けの所謂ギャルゲーという可愛い女性がたくさん出てくる作品なのにも関わらず男性比率の高さ!!
書いたメンバーはパル姉とアリス以外は全員男性キャラクターです。
(いやぁねえ、ドラちゃん!私がおんなじゃないですって!失礼しちゃうわ!)
最初は「こんなにキャラクター、しかも男性ばかりで大丈夫なのか?」と疑問と不安しかありませんでした。
この人数のキャラクターを好きになれるのかという疑問もありました。
結果的には大正解だと思います。
もれなくほとんど好きになりました。
YFBのバカ三人とかそこぬけにバカで本当に好きです。
隼人のことを「ドラ」と呼ぶメンバーの関係性や距離感が非常に良くて、喫茶店アレキサンダーとは違った心地よさがありました。
ネット文化と似ているところなのかもしれません。
もしかしたら会うはずはなかった人間だけど、偶然会ってしまってそしたら意気投合しちゃった。
気付けば帰るべき場所みたいになっている。
みたいな関係。
違うとすれば彼らは実際に対面で出会っていて、これからの人生でも仲良くやっていくのだろうというところが非常にうらやましく感じました。
ああいう関係性にはあこがれがあります。
特に穴場のクッソ美味いラーメン屋には・・・
だからこそなんですがプラチナが死ぬところ、マルチネス(オカマ)が刺されるところは衝撃でした。
夜の街の住人ではありますが、そういうところとは全く関係ないと思っていたので手を出されるとは思っていませんでした。
だからこそその後の隼人の行動や感情は非常に理解出来たし、むしろよく抑え込んだなという印象です。
世界が平和でありますように。
隼人編では他のシナリオとはかなり違った描写や、展開が多くみられます。
主要キャラへの被害、神父とのやり取り、明確の負けヒロインの描写など、三人目の主人公ということもあって展開を変えてきてるのがにくいなぁと思いました。
コーダインは負けヒロインが魅力的過ぎて当初ルートが無かったのが不思議なくらい存在感があっていいキャラだなぁと思いました。
まぁでもルートに関しては王さんが書いてないこともあって、後当初から負けヒロインとして書かれてたのもあって期待よりは下の出来だったかなぁと思います。
コーダインに関しては負けって分かってても諦めきれないのが個性の強さになってるのが良かったです。
隼人も好意は伝わってる、けどどうせなぁ・・・というのもよかったです。
プレイ前は意外だったのですが、三人の中で一番正統派主人公なのは意外と隼人なのかも?と思ったのは僕だけでしょうか。
主人公の成長という描写が一番多く見えたのが隼人のように感じました。
それを周りが笑顔で褒めるのがとてもいい。
もしかしたら筆者が一番感覚的に近い思考のキャラクターが隼人なのかもしれません。
だからより感情移入出来たからめちゃくちゃ楽しめたのかもしれません。
感情は出るけど、あまり表にはあまり出ないタイプのキャラが私は好きなのかもしれません。
今回は以上です。
いつもよりも薄味?あっさり目な記事だったかもしれません。
隼人の物語は隼人君の成長が見れて非常に面白かったです。
出来れば興味を持ってもらえたらプレイしてみてください。
世界が平和でありますように。