tomtomfutureのブログ

ゲーム好きな男が普段の生活やらゲームやら野球やら、あーだこーだしたことを書いていきます。最近はウマ娘に傾倒してます。

新谷監督が逝く猪威悪高校栄冠ナイン日記 三年目その3 パワプロ2020 夏



前回のあらすじ

 

投打とも圧倒した猪威悪は3回戦へと駒を進めた。

 

 

夏の大会

 

3回戦 対戦相手は湘南 戦力はD 正直覚えてない。

思ったことは湘南という名前は非常に、重い。

めっちゃ主人公みたいやん。

 

だがな

 

「この物語の主人公は俺達だァ!!」

 

 

まぁ、言ったところで「だからそれが?」で話は終わるんだが。

結局、勝った方が正義なんだよ。

勝てばいいんだよ勝てば。

 

今日のスタメン

 

 



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捕手が絶好調なので、小牧スタメン。

投手も調子重視で伊勢が先発。

他は特に語るところはないかな。

 

「相手のチーム、めっちゃバスケ強そうだけど、俺達がするのは野球だ。つまり勝てる! よっしゃ行こうー!!」

「「「「「オー!w」」」」

今日も猪威悪どもは元気である。

 

試合はなんとも言えない展開で進んでいく。

とにかく点が入らない。

1イニングに四球を3つ貰ったのに特典は0.

その他の回も塁には出るが得点は全く手に入らない。

 

「ここまでうちの得点力が低いとは思ってなかったな。チャンスで悉く打てない。」

「流石に予想外でしたね。ここまで拙攻続きだと流れが悪くなりそうです。」

川中の言うとおりでこういう展開が続きすぎるといつ投手が崩れても可笑しくはない。

出来れば早く点をとりたいな。

 

 

それに対して向こうは。

そもそもヒットすら出ない。

 

応援しに来ている学校の生徒は冷えひえかもな。これ。

毎回こういう展開だが試合が動くのも決まって5回。

 

ツーアウトながらランナーは2塁。

ここでバッターは一回戦大活躍の上本。

レフトへ弾き返し、先制点!

この後の打線も続きもう一点加える。

 

 

しかし7回。

連打を浴びて1アウト満塁の大ピンチ。

二塁ランナーが帰れば一気に同点。

 

先発の伊勢は続投。

相手打順は上位、一番から。

 

「ここは大事になる!気合入れろ!!」

 

伊勢は基本的に打たせてとるタイプ。

上手く詰まらせればゲッツーで終わらせられる。

内野はファースト、サードはホームゲッツー。

二遊間は寄っている、所謂中間守備シフト。

 

伊勢の持ち味を信じたシフト。

結果は

詰まった当たり、だったのだが、あまりにも詰まり過ぎてゲッツーを取れず、一点を返される。

これで2-1.

なおもツーアウト二三塁。

 

相手は二番小山。

一打逆転のピンチ。

アウトを取ればチェンジ。ベンチは伊勢を信じて続投。

結果は

 

詰まった!ボテボテのショートゴロ!

 

 

 

いや、ボテボテ過ぎる!!

 

ショート梅谷前進してから送球、小山はヘッドスライディング!

ギリギリのタイミング、結果は・・・

 

「アウトッ!!」

 

「よっしゃあああ!!」

 

マウンド上でガッツポーズする伊勢、他の守備陣も声を上げている。

ショートはずっと一年の梅谷なので守備はかなり不安だが、なんとか間に合ったようだ。

 

 

ピンチの後にはなんとやら。

ツーアウトから連打でチャンスを作る。

打順は9番伊勢。

 

(ここしかない・・・!!!)

ここで猪威悪は切り札を投入。

 

「猪威悪高校、選手の交代をお知らせします。伊勢くんに変わりまして、金澤くん」

ここ最近バットが振れている、しかも代打にめっちゃ強い金澤。

今出さないでどこで出すんだ!

 

(頼むぞ・・・!)

ピンチの後にはなんとやら。

実際今はそうなっている、でも裏を返せば相手も同じ。

流れを、勝利を近づける為に。

 

代打が得意というか、こういう極限の場面での集中力が他の選手とは違うのだろう。

打席での金澤にはオーラを感じる。

 

「・・・」

「・・・」

 

結果は

詰まった・・・!

レフト少し左に飛んだ打球をレフトが追いかける。

だが、

詰まった。

ように見えた打球は、

全くで勢いを失わず狭い球場のフェンスに突き刺さった。

 

「よっしゃあああああ!!回れー!!」

 

二塁ランナーの宮が生還して、この最大のチャンスを物にした。

これで3-1。

非常に金澤らしい打撃で大きな1点をGET!!

 

 

代打金澤を使ってので投手交代。

上原へとスイッチ。

 

しかし、ヒットエラー四球で2アウトながら満塁の大ピンチ。

またしても大きな山場を迎える。

 

「今日の試合は本当に見ごたえがある。野球ファンとしては堪らないだろうね。」

 

「だからこそ勝ちたい!!」

 

 

こういう試合に勝ててこそ強くなったと言えると思う。

「ちょっとだけ監督らしいことするか。」

伝令を送り込む。

マウンド上で内野たちが集まる。

伝令を出す前から内野が集まろうとしていた。

選手達もここが正念場だと分かっているのはとてもよいことだ。

 

マウンド上で気合を入れなおした上原。

(頼むぞ・・・)

 

結果はボテボテのゴロ。

だが、

 

転がったところは一二塁間、ファーストは間に合わない!

セカンドが回りこんで取る。一塁に投げる!!

ランナーも滑りこむッ!!

 

 

 

 

「アウトッ!!」

間一髪でのアウト、3者残塁

 

9回も上原が続投、最後は真っ直ぐで空振り三振でゲームセット!

 

大接戦を制した猪威悪、昔はこういう試合で負けてた印象があるけどこういうのを勝てたのは監督として本当に嬉しい。

珍しく監督として采配らしいことも出来たし、それが結果に繋がっているのは本当にいい気分だね。

この調子で次も行こう!

 

 

 

今回は以上です。

まだまだ試合は続きます