tomtomfutureのブログ

ゲーム好きな男が普段の生活やらゲームやら野球やら、あーだこーだしたことを書いていきます。最近はウマ娘に傾倒してます。

ゼノブレイドDE 「神ゲー」のレビューと感想

皆さんこんにちわ。

やはり面白いゲームってのは本当に素晴らしいものです。

人生と心を豊かにしてくれます。

 

ウマ娘のやり過ぎで豊って書いたら武が出てくるようになった男性は私のことです。

さて今回はタイトルにもある通り

神ゲーゼノブレイドDEの感想とレビューを書いていきたいと思っています!

 

 

最初に言っておきますとマジでいい作品でした。

自分はカタログチケットで購入したんですけど、本当に勝ってよかったなって思います。

リメイク前のゼノブレイドは遊んでいなかったので新鮮な気持ちで遊ぶことが出来ました。

 

今回はそんなゼノブレイドDEを五つの項目に分けて感想とレビューを書いていきます。

それでは行ってみましょう。

 

 

 

 

 

グラフィック

 

まずはグラフィックです。

あんまりゲームにおいてグラフィックはそこまで自分は重要視してはいないです。

ですがやっぱり綺麗なら綺麗な分だけ嬉しいですよね。

今作は元はWiiの作品。そこからかなり綺麗にして発表しております。

 

Wiiのグラフィックはやっぱり今見るとすごく微妙なんですが、このリメイク版はかなり綺麗になっております。

全体として遠景とかキャラクターのモデルとかかなり美しくなっています。

 

流石に手が回らなかったのかモブのモデルとかは結構雑というか、Wii版から綺麗にしたって感じで革新的な変化はないです。

 

おそらく主要人物のモデルは一から作り直しているのでは??と思っています。

かなりイメージと近くなったので個人的にはいいグラフィックだと思っています。

 

 

流石にリメイクですので、他のスイッチ作品と比べると劣っている部分もあります。

しかし個人的にはある程度綺麗ならば問題はないので、特にマイナスだと思っていないです。

むしろここまで綺麗にして出したのでプラスだと考えています。

 

フィオルンとかマジで可愛くなりすぎて、ドキドキしちゃいましたね。

Wii版だとそうはなってないと思います。

 

点数で言うと10段階で7.5ぐらいですかね。

手放しに絶賛するものではないが、不満点を解消するに至る出来。

そんな印象です。

 

 

 

シナリオ

今作を遊んだ後にシナリオ制作について、任天堂の前社長岩田さんが質問する企画「社長が訊く」にてゼノブレイドの会があったのでそこでの話で一つ印象に残ったものがありました。

 

「ゲームとアニメの脚本は根本的に違う。」

 

というところです。

もともとライターの方はアニメの方だったのでゲームでのシナリオ制作は初体験だったそうです。

アニメと一番差を感じた部分は「共感させること」だそうです。

 

アニメより長い間触れ合うこと。

アニメとは違い主人公の視点で描かれること。

 

なので主人公はより「共感できる」人物にしないといけない。

今作の主人公シュルクにはその点でかなり試行錯誤したそうです。

 

その「共感」が現れてるシーンがあります。

シュルクが旅の途中「何故旅をしている??」と聞かれるシーンです。

かなり最初の頃のシーンです。

この時のシュルク達の目的はかなり明確で簡単なものでした。

 

「復讐」です。

簡単故に重く、人には伝えにくいものです。

プレイヤーとしては真っ先にこの「復讐」の二文字がよぎりました。

 

画面の向こうのシュルクはその問に対してこう答えました。

「復讐です。」

 

変に言いよどむことなくまっすぐと伝えました。

この時間違いなくシュルクに僕は「共感」しました。

 

間違いなく復讐以外に答えはなかった。

この返答が僕は正しかったと思います。

 

考えを共感できると非常にプレイしやすいです。

プレイヤーが感じたことを同じく主人公のシュルクも感じている訳ですから。

 

 

この後もかなり長く壮絶な物語が展開されますが、シュルクの行動には不可解なものや突発的なもの、プレイヤーの思考から外れるような行動はなく、非常に安定したシナリオを辿ってくれました。

 

またシステム的にも「未来視」と絡めて、シナリオにのめり込める工夫がされてありました。

「アニメとは違う」そういうシナリオになっていたと思います。

 

 

全体としては中盤までがめちゃくちゃ面白かった半面途中で勢いが無くなるんですよね。

後半は中盤に比べれば物足りなかったような気がしています。

 

なので点数は9点ですかね。

それでもめちゃくちゃ面白かったのは事実ですからね。

この点数です。

 

システム

 

一応RPGです。

ただこのシステムかなり忙しいです。

一旦止まって考えてこれが良さそうだこれにしようなんてことを考えている場合ではないんですよね。

 

自分が今までプレイしてきたゲームの中ではこのシステムと似たような作品は無かったので、非常に斬新に感じたしなにより忙しかった。

そして何よりも煩かった。

 

最初は正直慣れるのに時間がかかると思うし、それまでは非常にむず痒い思いをすると思うが、慣れると案外楽しかった。

 

ダンバンをよく使用していたが彼は比較的何も考えず使用出来るので精神的に気楽だった。

逆に主人公のシュルクは性能は高いんだけど、役割がやや多めなので失敗するとズルズル負けるのは難しかった。

 

味方AIは優秀なように感じた。

こういうややこしいシステムのゲームは自分ではなくAIの方が上手いのでは??と考えることもある。

 

噛みあった時の火力の高さや、ヒット数の上昇などは気持ちよく、コンボを開発するのもこのシステムの醍醐味の一つだと思う。

 

難易度もほどよく感じた。

終盤のある敵が強すぎて思いっきり詰まったが、このゲームレベル差がかなり影響するシステムなのでレベル上げをすれば基本なんとかなる。

 

RPGのいいところですね。

 

点数をつけるのは難しいが8.5といったところだと思う。

どうしてもシステムは合う合わないがあるので、基準としては忙しいコマンドバトルが大丈夫な人は対応できると思います。

キャラクター

 

前述のシナリオのところでも書きましたがシュルクに関しては挙げた通り「共感しやすい人物」として書かれています。

その段階でも私的には高評価です。

 

他のパーティメンバーに関してこいつ好きじゃないなぁと感じた人物は一人もいませんでした。

どのキャラも二面性といいますか、いい部分と悪い部分も描かれておりそこがキャラクターの掘り下げに繋がっていると思います。

 

キャラクターの成長システムにも性格が繋がっているので、そこも含めてこの作品になっています。

 

 

またこの作品のシステムでも挙げましたがマジでうるさいです。

戦闘中のやかましさは今まで遊んだゲームで一番です。

ぶっちぎりの一位です。

 

本当にうるさいんですが、そこも含めてゼノブレイドだと思っています。

別に各キャラクターが仲が悪いなんてことはなくみんな基本的に仲がいいのでやり取りを聞いていても、嫌だなぁと感じる部分はないです。

 

 

しいてキャラクターに不満?を挙げるならばメリアがあまりにも可哀そうな点ぐらいですかね。

そこを汲んでかDEに追加されたシナリオ「つながる未来」にてメリアの掘り下げとその後の進展が描かれていてライター的にも懸念事項だったのかもしれません。

メリアの声が全く変わってないことにも正直めちゃくちゃビックリした。

そしてメリア役の人メリアがメインキャラ初めてだったのもビックリした。

 

つながる未来で一番評価上げたのがまさかのリキだった点も面白い。

リキは本当にちゃんと見るとすごくいいキャラだなぁと思います。

 

キャラクターの評価はかなり高いので9.5です。

日本人的な評価ですが、マイナスが極めて少ないのがこのキャラクター達のいいところでもあり、評価の高さに繋がっていると思っています。

 

キャラクター的にはシュルク以外は続編のホムヒカに注目が奪われていますが、他のところでの露出を期待しています。

音楽

 

自分が初めてゼノブレイドに触れたのは「スマブラ」です。

始めて強烈なインパクトになったのは「曲がカッコイイ」点でした。

 

言わずとしれた名曲名を冠する者たちです。

 

この曲は本当にカッコイイ曲です。

実際多くのユーザーからも支持されている名曲です。

友人とスマブラするときはよくこの曲をセレクトしていました。

その影響でだいたい遊ぶステージはガウル平原になってしまいましたが・・・

 

実際今作で聞いてもやはりいい曲でした。

ただ大きく予想を外したことがありました。

 

それは今作で一番のbgmは「名を冠する者たち」ではなかった点です。

これに関しては人によりけりだと思いますが、ですが私はこの作品で一番印象に残る曲は間違いなくこれだという物があります。

 

それは「敵との対峙」です。

ゼノブレイドの代名詞は間違いなくこれです。

少なくとも自分の中ではこの曲になりました。

 

本当に魅力的な場面で流れます。

重要な場面では絶対流れます。

しかもまた曲がスゴイいい!!!

 

ムービーイベントで盛り上げる曲調になる部分でしっかり、演出も激しくなります。

女の人が「アーアーアアー」って言い始めた時のテンションの上がり方がすさまじいです。

 

任天堂公式の動画でこの曲を生演奏している動画がありましたが、ボーカルの人が上手すぎてビックリした記憶があります。

そんなにビブラートって出来るものなの??ってなりました。

 

スマブラのような対戦系のゲームとはこのBGMは合うかは正直微妙だと思っているので、是非ゼノブレイド本編で聞いてほしいと思っています。

 

本当にすごくいい曲です。

もちろん他の曲もいい曲揃いですが、一番印象に残っている曲は間違いなく「敵との対峙」ですね。

名を冠する者たち」も記憶に残ります。だって流れたら死を覚悟するので。

 

 

音楽の評価は結構高かった印象があるので8.5です。

作品を盛り上げる曲があって印象に残っていればそれでよし。

 

 

 

他の点も声優さんの演技が良かった点。

世界観が非常に独特かつ魅力的。

巨大な神の体がフィールドとか最高ですよね。

マップも非常にこだわっていて綺麗なんですよね。

 

同時期にやってた別のRPGに比べて歩いているのがかなり楽しかったです。

 

 

総合的な評価としては

グラフィック 7.5
シナリオ   9
システム   8.5
キャラクター 9.5
音楽     8.5

 

分かり易くするために×2して86点!!

 

割と予想通り??もう少し高くてもいいのでは??って感じではありますね。

体感では88ぐらいなので比較的近い点数でホッとしました。

 

今回初めて点数をつけてみましたが如何でしたでしょうか???

 

次回もゲームのレビューをするときはこうして点数を書いてみようかと思ってます。

是非いい作品なのでゼノブレイドを遊んでみてください!!!

 

それではまた別の記事でお会いしましょう。

さようなら。